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菅首相 「元気が出た」…出身地の山口・宇部を訪問(毎日新聞)

 菅直人首相は13日、出身地の山口県宇部市を訪問し、就任からわずか6日目という異例の早さで初の「お国入り」を果たした。首相は小学6年生当時の恩師を病院に見舞ったり、幼稚園時代から高校時代までの同級生が一堂に会した昼食会に参加。昼食会後、記者団に感想を聞かれ、「生まれ故郷で温かく迎えてもらって元気が出た」と笑顔で語った。

 首相は、高校時代に東京に転居するまで同市で暮らした。8日の就任会見では、新内閣を幕末の長州藩士・高杉晋作が創設した軍隊にちなんで「奇兵隊内閣」と名付けるなど、同県への愛着は強い。

 首相はこの日、出席した県連の会合でのあいさつでも、「一般庶民の中から生まれた奇兵隊が日本の歴史を大きく変える。今の民主党はまさに奇兵隊だ」と、改めて「奇兵隊内閣」を強調。「首相である限りは修行の身に戻ったつもりで、元気な日本を復活するために全力を挙げていきたい」と決意を新たにしていた。【倉田陶子】

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首相と小沢幹事長、夕刻から国会内で会談へ(読売新聞)

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【知の先端】奈良先端科学技術大学院大学教授・高橋淑子さん(産経新聞)

 □体組織構築の“司令塔”解明

 ■細胞の切断・整形導く がん転移の仕組み解明も

 私たちの体は約60兆個の細胞でできている。たったひとつの受精卵が多様な組織に分化していく発生・分化の段階では、細胞はさまざまに変化・移動して組織や個体が構築される。奈良先端科学技術大学院大学の高橋淑子教授は昨年、骨や筋肉の元になる組織で「エフリン」というタンパク質が細胞の切断と整形の司令塔の役割を果たしていることを突き止めた。この成果は、再生医療の実用化やがん転移のメカニズム解明に役立つ可能性があるという。(伊藤壽一郎)

                   ◇

 ≪ニワトリ胚≫

 「発生・分化のとき、細胞は一瞬たりとも同じ形をしていない。単純だった胚(はい)がみるみるうちに、いくつもの小組織へと変化していく。ここにはたくさんのミステリーがあり、それらを解いてみたいと思った」

 広島大学理学部の学生時代は、ワンダーフォーゲル部の活動に打ち込み、いかに授業に出ないで単位を取るかばかり考えていた。だが、「授業で触れた細胞の美しさにしびれてしまって」京都大学大学院へ進学。発生生物学の権威である岡田節人(ときんど)教授(現名誉教授)のもとで、わが国初のES細胞(胚性幹細胞)の解析を通じ、細胞分化の研究に打ち込んだ。

 学位取得後、1988年に仏国立科学センター発生生物学研究所の客員研究員に。割り当てられたテーマは「ニワトリ胚」の発生に関する研究で、この出合いが大きな転機となった。

 「ニワトリ胚は、実験動物の中では特例中の特例といえる存在。大きいから卵の殻に穴を空けるだけで、生きたまま移植手術や遺伝子操作の影響を詳細に観察できる」。ミステリーを解く鍵が見つかる可能性にすっかり魅せられ、帰国後もニワトリ胚の研究を続けた。

 ≪はさみの正体≫

 ヒトやニワトリなどの脊椎(せきつい)動物は、胚から分化する過程で、背骨や骨格筋の元になる「体節」というひとつながりの細長い組織を形成する。これがいくつかの決まった部分で切れて小さな分節となり、骨や筋肉に変化していく。

 体節はなぜ切れるのか。高橋さんはまず、切れる部分の細胞を、切れないはずの場所に移植した。すると、体節は移植した部分で切れた。

 「切れる部分に、指令を出す物質があるはずだ」

 今度は、切れる部分だけに存在する物質を調べ、それらを作る遺伝子を1つずつ、切れない部分に導入。ニワトリ胚だからこそ可能な実験だった。何日も徹夜して、20種類の物質について検証した結果、エフリンが作られたときだけ体節が切れることが分かった。

 「はさみの正体は、お前やったんかい!」。実験室で思わず叫んでいた。

 現在、iPS細胞(人工多能性幹細胞)などによる再生医療の研究が進んでいるが、「エフリンによる制御が実現すれば、再生中の組織を任意の場所で切断するなど、患者に合わせた組織形成が可能になるだろう」と高橋さんは話す。

 ≪細胞の変化も制御≫

 エフリンの役割は、はさみだけではなかった。体節の細胞は、不定形で組織内を動き回る「間充織(かんじゅうしき)細胞」だが、切断面近くの細胞は、規則的に並んで組織の表面を滑らかに覆う「上皮細胞」に変化していた。組織形成と細胞の形態変化を同時にコントロールしていたのだ。

 さらに、エフリンが働いた切れ目近くの細胞は血管の元になる細胞に変化。血管が作られるべき場所へ引き寄せられるように大移動し、血管を形成することが分かった。

 これらの発見の意義は大きい。消化器系のがんは、胃腸の内側の上皮細胞が腫瘍(しゅよう)化し、それが間充織細胞に変化して移動し、血流に乗って全身に転移する。

 「細胞の挙動という点からみると、ニワトリ胚でエフリンが起こした現象とよく似ている。エフリンを手掛かりに、がん転移のメカニズムも解明していきたい」

                   ◇

 【history】

 ■細胞の声が聞こえるようになった

 仏国立科学センター発生生物学研究所では、仏科学界の重鎮と呼ばれる女性研究者、ルドワラン所長から“鉄拳教育”を受けた。

 「実験結果を報告したり研究テーマを相談しても、常に『つまらない』と一蹴(いっしゅう)された。百戦百敗だった。けれど、百回挑んだことが自分の成長につながった」

 ニワトリ胚の研究に没頭した同研究所で、分化過程の脊椎と周辺組織の“コミュニケーション”に興味を持った。「細胞は実に美しく分化し組織をつくっていく。これは脊椎と筋肉系、骨系の細胞がなにか話をしてるんちゃうか?」

 細胞の声が聞きたい。そんな思いで研究を続けるうち、細胞のふるまいは人間社会と似ていることに気がついた。「細胞は変化し、体内を旅し、出合い、そして死ぬ。まったく同じですね」

 今では細胞の声が聞こえるようになった。「そう言うと、まわりの人は困った顔をするけれど、ニワトリ胚は、ちゃんと答えを聞かせてくれました」と笑う。

 細胞がささやき合う声とは、発生生物学の古典的テーマである組織間相互作用にほかならない。「それを一生かけて遺伝子レベルで解析していきたい」

                   ◇

【プロフィル】高橋淑子

 たかはし・よしこ 昭和35年6月、広島市生まれ。昭和58年広島大理学部卒業。63年京大大学院理学研究科博士課程修了、渡仏して仏国立科学センター発生生物学研究所客員研究員。米オレゴン大、コロンビア大の客員研究員、北里大理学部助教授などを経て、平成10年奈良先端科学技術大学院大助教授、17年教授。理化学研究所発生・再生科学総合研究センターチームリーダー、総合科学技術会議専門委員なども務める。22年、第30回猿橋賞受賞。

 ■趣味 小学校から続けている合唱。現在は大阪フィルハーモニー交響楽団の合唱団に所属し、年4回ほど舞台に立つ

 ■感動した1冊 司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」。発想力こそが科学に必要なオリジナリティーだと思う

 ■研究がうまくいかないとき チャイコフスキーやベートーベンの気持ちになって「彼らも最初は見向きもされなかった」と自分を慰めたり、座右の銘であるワンゲル部歌の一節、「道なき道は、わが人生」をつぶやく

 ■若手研究者にひと言 自分の殻を破ってみよう。がむしゃらにやってみよう。ただし、研究は楽しいけれど、楽しいと楽(らく)はちゃうでぇ

 ■家族 両親と兄。現在は奈良市・東大寺の近くで1人暮らし

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環太平洋FTAへ拡大会合=来月札幌で―日本もオブザーバー参加(時事通信)

 アジア太平洋地域の貿易・投資の自由化を目指す「環太平洋パートナーシップ協定」(TPP)拡大会合が来月、アジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易担当相会合の開催に併せて札幌市で開かれることが17日、明らかになった。今年のAPEC議長国である日本もオブザーバーとして参加する。
 TPPを中心にAPEC域内の自由化が進めば、農業問題からTPP加盟に慎重な日本は取り残される可能性がある。
 TPPは2006年に発効したシンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイの4カ国が加盟する自由貿易協定(FTA)。域内関税の99%撤廃を目指している。今年3月に初の拡大会合をオーストラリアで開催した。
 6月5、6両日のAPEC貿易担当相会合の際、加盟の意向を示している米国、オーストラリア、ペルー、ベトナムの4カ国を加えた8カ国で会合を開く。日本も交え関係国・地域間の自由化について意見交換するとともに、APEC全域への拡大の可能性を探る。 

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ポニーの馬車でコトコト 板橋区で親子連れ満喫(産経新聞)

 板橋区板橋の区立こども動物園本園で9日、ポニーの馬車が運行され、親子連れら約80人が楽しんだ。

 本園では3歳から小学校6年生までを対象に、ポニー乗馬体験を実施し、人気を集めている。馬車は乗馬体験に参加できない幼児らにもポニーに触れ合う機会を持ってもらおうと実施された。馬車はメスのポニー「スミレ」が引き、乗車時間は約2分。乗車した親子連れらは、徒歩よりもゆっくりしたスピードの馬車に揺られながら、初夏の園の眺めを満喫していた。

 馬車は今後、原則として毎月の第1日曜日に運行される予定だ。

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